ヘッドはトーチインレイ、サウンドホール内の刻印にJullian&Co.と記載してあり
ネックのエンドに30の刻印があり、ヘッド裏にボリュートがあります。
ネットで調べてみると、70年代の黒沢楽器製のMARTINコピーでドレッドノートのD-18
が一番近いモデルだと考えられますが、公式のページではないので真偽は不明です。
ボデイのバインディングもアバロンで、ハードケースも純正っぽいので、そんなに安いモデルではないと思います。

古い個体ですが、あまり弾かれていないフレットの凹みもなくいいコンディションでした。
こちらではクリーニングと、フレット磨き、11-52のブロンズ弦を張っただけです。
音的には、ドレッドノートなので、力強く弾いても破綻せずにボディがしっかりと受けとめてくれる。
たぶん、サイドの合板の影響か、若干コンプのかかったような低音域と、ネックの材の硬さのおかげで
高域がキラキラして、MARTINやGIBSONとも違う、硬めの音色の日本のギターだなという印象です。
ネックの材が艶消しでサテンっぽい塗装は、音的な柔らかさを狙ったものかなと思います。
プロのリペアショップに持ち込むと、サドルとロッドで弦高の上下も追い込めると思いますが、音的にも変わってくると思います。
現在日本で買える新品6～8万円程度のギターで、アジア製造で日本で調整されたものよりは、鳴り的にはいいんじゃないかと思いますし
トーチインレイなので、ぱっと見、どこのメーカーかわからないというのも〇だと思います。

ハードケースは経年感あり、鍵の機構なしですので、輸送用とお考え下さい。

あくまでも素人整備、素人の主観でお伝えしていますので、ノークレームノーリターンでお願いします。

ナット幅 37ｍｍ
ネックの握り 若干厚みのあるかまぼこ型
本体の重さ2ｋｇ
弦の高さ
6弦12Fのフレット上端～弦の下腹 1.6mm
1弦12Fのフレット上端～弦の下腹 1.2mm
ボディバックに擦れ傷

おまかせ便 ヤマト
170ｃｍサイズ 送料は出品者が支払います。
ハードケースを包むと、手荒に扱われる可能性があるので、弦を緩めて、隙間に緩衝材を入れて
ケースのまま、開かないようにひもで縛って送ります。

温度変化や乾燥にデリケートなものなので、ヤマトの営業所受け取りを推奨します。
（2023年 10月 29日 9時 25分 追加）トラブルを避けたいのでお取引歴の浅い方で評価の悪い方の入札は取り消しておりますのでご了承ください。